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加藤登紀子の名物企画「ほろ酔いコンサート2021」開催

芸能 | 神奈川新聞 | 2021年11月17日(水) 20:15

「歌の力を、今ほど大切に思ったことはありません」と力を込める加藤

 歌手の加藤登紀子が12月10日、関内ホール(横浜市中区)で年末恒例の「ほろ酔いコンサート2021」を開く。酒造会社のCMソングを歌って樽酒(たるざけ)を贈られたことをきっかけに始まったお酒付きの名物企画。横浜での開催は41回目になる。

 同コンサートは加藤のライフワーク。コロナ禍で活動が制限される中でも「大切な時間は止めたくない」と開催に決意を見せる。過去のステージでは一升瓶を隣に置いて歌い、ロビーで樽酒を振る舞うのが恒例だったが、今回は特製のコップ酒をお土産に渡す。「『ほろ酔い─』は年に一度の私のお祭り。お客さん以上に楽しみたい」と笑う。

 コンサートでは、9月に発売した最新ベストアルバム「花物語」の楽曲を中心に歌う。これまで発表した作品の中から「花」にまつわる歌を厳選したもの。「百万本のバラ」「知床旅情」といった、オリジナル曲からカバー曲まで3枚組みに全50曲を収録している。5月に亡くなった小林亜星が1970年に作詞・作曲し、同コンサートが始まるきっかけにもなった「酒は大関」も披露する。公演にゲスト出演する加藤の次女でシンガー・ソングライターのYaeが歌うリメーク版の映像が先月からネット配信され、「(「酒は大関」にも)ユリやハマナスといった花の名前が出てくる。私が歌う昭和版、Yaeの令和版を聴き比べてみて」とPRする。

 自粛期間中は自身を見詰め直す時間でもあった。この2年で、自伝や親交のあった医師の故中村哲への思いをつづった書籍も出版した。「過去の自分の曲を聴き直して、自宅でボイストレーニングを重ねた。歌いたい気持ちは今まで以上にある。歌の力で皆さんに元気を届けたい」と意気込む。

 午後4時開演。チケットは全席指定7千円(学生千円)。未就学児は入場不可。問い合わせはトキコ・プランニング、電話03(3352)3875。

 
 

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