カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を推進している横浜商工会議所。その中心的な役割を担い、副会頭として建設部会を所管する川本工業(横浜市中区)の川本守彦社長に両業界の現状と展望、新型コロナウイルスが与えた影響などを聞いた。
─建設業界の現状は。
「緊急事態宣言でほとんどの現場が止まったが、今は稼働できている。だが、感染が再び広まる中でスタッフの検査が必要になり、作業を中断せざるを得ない事例が増えてきた。当社の場合は関係者全員の出勤停止措置を取り、陰性が判明してから再開している」
─コロナショックの影響は。