大和市副市長を今年4月に任期途中で辞職した金子勝氏(64)が大木哲市長(73)による職員へのパワーハラスメント的言動が繰り返されていると告発したことを巡り、大和市議会の調査特別委員会(井上貢委員長)は27日、実態把握に向けて行った市管理職のアンケート結果を公表した。「ある(被害を受けた)」と自身の被害を19人が訴え、「見聞きした」との回答を合わせると半数を超えた。「パワハラはねつ造で一切ない」と否定してきた大木市長の説明とは食い違う結果が示された。
市長「発言控える」
大和市長パワハラ疑惑 管理職19人が被害訴え、休職も
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弁護士同席でアンケート結果を説明する井上調査特別委員長(中央)ら=大和市役所 [写真番号:948129]
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弁護士同席で記者会見する井上調査特別委員長(中央)ら [写真番号:948130]