新型コロナウイルスの陽性者が医療機関を受診せず自宅で療養する「自主療養」制度を、神奈川県が全国に先駆けて導入してから、11日で2週間を迎えた。県内で累計5554人の申請を受理し、医療現場の業務逼迫(ひっぱく)の緩和が期待される一方、保健所や医療機関で十分な説明を受けずに利用を促されるケースがあるなど課題も見え始めた。市町村などのサポート体制も、手探りの状態が続いている。
【下にグラフ:県内の日別の新規感染者数と自宅療養者数】
自主療養申請5千人超 神奈川県制度、説明や支援で課題も
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神奈川県庁 [写真番号:1002606]
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県内の日別の新規感染者数と自宅療養者数 [写真番号:1002602]