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参院選2022
無党派は前倒し投票の傾向 神奈川選挙区の出口調査分析

選挙 | 神奈川新聞 | 2022年7月16日(土) 05:20

投票率に占める無党派の割合

 第26回参院選神奈川選挙区の投票率は5・78ポイント増の54・51%を記録した。手軽に利用できる期日前投票の普及が持ち直しの背景だ。県内投票所で実施した出口調査に照らすと、「風を吹かせる」と評される無党派(支持政党なし層)が同制度を積極利用し、前倒しで票を行使している事実が浮かび上がった。

 出口調査結果の投票者に占める無党派の割合を見てみると、当日では11・3%。2016年が24・1%、19年は19・9%で、減り続けている。その一方で期日前では増加傾向だ。今回は7・5ポイント増の32・0%を占めた。投票日前に足を運んだ3人に1人が無党派だったことになる。

 とかく投票日当日に動くと見られがちだった無党派だが、実際には「行ける時に行く」というアクティブな一面がうかがえる。与野党問わず「毎日が投票日」との呼びかけが徹底されてきたことが奏功したようだ。今後の無党派対策練り直しのポイントとなる。

無党派獲得で健闘したのは

 
 

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