新型コロナウイルスに伴う「まん延防止等重点措置」が横浜や鎌倉など神奈川県内9市に適用される中、大型連休が29日、スタートした。
例年ならにぎわう県内の観光地だが、県境をまたぐ往来自粛が呼び掛けられていることもあって人は少なめ。
行楽を楽しむ家族連れの姿も見られたが、観光事業者は感染拡大を懸念しつつも客足に気をもんでいる。
雨が降る中、傘を差した学生グループがタピオカドリンクなどを手に通りを歩く姿が多く見られた横浜中華街。
横浜市内から来たという高校生の2人組は「思っていたより人は少ない。今日は気を付けながら楽しみたい」と焼き小籠包(しょうろんぽう)を頰張った。
雨を差し引いても・・・
GW初日、神奈川の観光地は客足鈍く 酒類終日停止も打撃
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若い世代が目立つ中華街大通り=29日午後1時ごろ、横浜市中区 [写真番号:603385]
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雨の中、閑散とした小町通り=29日午前10時40分ごろ、鎌倉市 [写真番号:603387]
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多くの若者らでにぎわった箱根湯本駅前の商店街=箱根町湯本 [写真番号:603386]