昨季の最下位から2位へと躍進した今季の横浜DeNAベイスターズ。2016年から球団代表を務めた三原一晃氏(54)が今オフに退任し、萩原龍大チーム統括本部本部長(45)が新たに編成トップに就いた。これまでの歩みを紹介した前編に続き、後編では萩原氏にチームのビジョンや森、小園ら若手への期待などを語ってもらった。(聞き手・松村 祐介)
─かねてから米大リーグ挑戦の夢を公言してきた山崎がベイスターズ残留を決めた。
「基本、われわれは選手が夢をかなえたいというものは応援するスタンス。ただうちで活躍したいという場合にできる限りのオファーはさせてもらい、話し合いの中で今回はまとまった。彼は1年目からけがなく活躍してくれているし、史上最年少のセーブ記録も打ち立てた。ヤスアキジャンプに象徴されるように貴重で得がたい存在。去年の宮崎もそうだが、何よりうちに残りたい、うちでやりたいと思ってくれるチームになったことがとてもすてきだなと思う」
─山崎本人も話していたが、抑えのポジションで6年という異例の大型契約になった。
DeNA編成トップ萩原龍大氏 山崎6年契約は「納得」
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涙ながらにベイスターズ残留への熱い思いを語った山崎=11月、横浜 [写真番号:1129706]
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4年目の来季に遊撃のレギュラー奪取を意気込む森=9月、横浜 [写真番号:1129707]
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2軍でプロ初登板を果たした小園=8月、横須賀 [写真番号:1129708]