横浜DeNAのドラフト1位ルーキー松尾汐恩捕手(18)=大阪桐蔭高=が7日の2軍合流後、春季教育リーグで“プロ初ヒット”から2試合連続安打と奮闘中だ。
待望の1本目は7日の楽天戦。七回1死で3打席目を迎え、145キロの直球をレフトへ鋭くはじき返した。「自信をつけるという意味でも、このヒットをプラスにしたい」と話していたが、8日の日本ハム戦でも速球を中前へ。「打撃練習のときからコンパクトに打てている感じがあった。いいイメージで臨めた」と笑顔を浮かべた。
1軍選手との差として挙げたのは
高卒の新人捕手ながら、春季キャンプは1軍スタートした。初めてのプロ生活。さらに大きな注目を浴びながら過ごした約1カ月間は「いろんなレベルの高い選手を見て勉強できたのは一つプラスになった」と言う。
高校時代から体重は8~9キロほど増加したというが、1軍の選手との差に「体つき」を挙げた松尾。将来のベイスターズ正捕手候補は「1軍に上がって活躍するために、しっかり経験を積みたい」と意気込んでいる。(東 真一、写真も)
DeNAドラ1松尾汐恩 2軍で奮闘、合流後2戦連続安打
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九回、中前打を放つ横浜DeNAの松尾=横須賀 [写真番号:1145102]
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九回、中前打を放った横浜DeNAの松尾(左)=横須賀 [写真番号:1145103]
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イニング間にキャッチボールをする横浜DeNAの松尾=横須賀 [写真番号:1145104]