バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の川崎ブレイブサンダースが悲願の初優勝を懸け、プレーオフのチャンピオンシップ(CS)に挑む。準々決勝(2戦先勝方式)は14日から川崎市とどろきアリーナで名古屋Dと対戦。5シーズンぶりに本拠地で迎える準々決勝に、主将藤井は「今年はホームで初戦を開催できるし、優勝のチャンスがある」と力を込めた。
Bリーグ初年度の2016─17シーズンに準優勝して以降、決勝の舞台に届いていない川崎だが、今季の1試合平均88・2得点はリーグ最多。3月の全日本選手権天皇杯で連覇を飾った勝負強さも発揮し、リーグ終盤には7連勝で東地区2位まで浮上した。
大黒柱のファジーカスやヒース、アギラールら長身選手を並べる戦術に加え、藤井やジャニングらガード陣も盤石。多彩な攻めはリーグ屈指で、名古屋Dの狩野は「外も中もとにかく強い。勝ち方も知っているし、胸を借りるつもりで戦うしかない」と警戒する。
名古屋を攻略するには
B1川崎 初優勝へ「チャンス」 14日から準々決勝
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悲願の初優勝に向けて、活躍が期待される川崎・藤井=7日、ウィングアリーナ刈谷((C)B.LEAGUE) [写真番号:1086837]
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チャンピオンシップ準々決勝に向けて、活躍を誓った川崎・藤井 [写真番号:1086838]
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今季の対戦成績とCSの予定 [写真番号:1086839]