関東大会県予選では向の岡工が3─2で旭丘を下したが実力は拮抗。近年稀にみる激戦の様相を呈している。
関東選抜大会王者の向の岡工は宮崎が頼もしい。突き押しを得意とする3年生は2月の全国選抜弘前大会の個人戦でも8強入り。スピードに秀でる1年吉岡や経験豊富な椿原で着実に星を挙げたい。
対する旭丘は全国選抜弘前大会で5位入賞。看板はモンゴル人留学生のデルゲルバトだ。高校生離れしたパワーで圧倒し、関東大会県予選では個人戦無差別級を制した。総合力の高い米田や1年の根上と戦力は整っており、頂点を見据える。
個人戦では両校の主力のほか、慶応の秦に注目。軽量級は松崎(旭丘)、重量級は渡辺(向の岡工)が躍進を狙う。(須藤 望夢)
【主力選手の写真と大会内容】
相撲 向の岡工と旭丘、実力拮抗で激戦
宮崎(向の岡工) [写真番号:1161212]
吉岡(向の岡工) [写真番号:1161214]
デルゲルバト(旭丘) [写真番号:1161215]
米田(旭丘) [写真番号:1161216]